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ヘッドハンティングという戦略的転職のすすめ:人事編

2017年11月20日

ヘッドハンティングにより戦略的に採用活動を進めることは、企業の人事戦略にどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

今までの、求人情報を出して集まった求職者の中から中途採用者として適した人材を探すという採用活動に比べて、ヘッドハンティングによって中途採用者を採用することは何が違うのでしょうか?

ここでは、ヘッドハンティングという人材採用手法を、自社の社員で行った場合に会社にもたらすメリットデメリット、また専門のヘッドハンティング会社に外注することについて、考えてみたいと思います。

求職者を待つのではなく、こちらからサーチして声をかけに行くヘッドハンティング

 

企業による中途採用の採用活動は、大きく二つに分けることができます。

 

一つは登録型と呼ばれる人材をターゲットにする手法で、求人サイトや自社サイトなどに求人広告を出したり、人材紹介会社に依頼したりして、そこに登録してくる求職者の中から人材を採用するというものです。

もう一つはサーチ型と呼ばれる、企業が求職活動を行っていない現職者をメインターゲットにする手法で、ヘッドハンティングもサーチ型の手法になります。

一般的には前者の手法がよく利用されていますが、後者のサーチ型であるヘッドハンティングとはどのような点で登録型と異なるのでしょうか?

 

前者の登録型の場合、企業が出した求人情報を見た求職者たちが集まります。

そして、その中から人材を選ぶため、企業が求める人材を広く探すことができると一見思われがちです。

しかし、実はそうとは限らないのです。

 

最初に中途採用者の母集団を形成する際には、「自分はこの求人に適している」という求職者側の判断が必ず起点になっているということに着目すべきです。

最初のこの求職者側の判断が正しければ良いですが、そうとは限りません。

明らかにレベルの低い求職者が高望みして応募した、過去の経験や応募要項をよく見ずに応募してきたなどという応募者も中にはいるでしょう。

 

採用フェーズに入れば、当然企業側がどの人材が良いかを判断します。

しかし、登録型の場合、最初の母集団を形成する時だけ企業の判断が働いていない、というのが最大の弱点なのです。

 

一方、サーチ型の場合、最初から最後まで企業側の判断のもとで人材を探します。

最初からピンポイントで企業が欲しい人材を探し、探し当てたらその人材に自社のアピールをします。

ですから、狙った獲物を一本釣りできるという点で、サーチ型のヘッドハンティングという採用手法は非常に優れた手法なのです。

 

サーチ型のヘッドハンティングによるメリットとは

 

では、サーチ型であるヘッドハンティングを採用手法として選ぶことによる、具体的なメリットを見ていきましょう。

 

・狙う人材を直接得ることができる

 

前述した通り、ヘッドハンティングの場合は最初から企業が狙う人材にアタリをつけて、直接狙った人材を獲得することになります。

そのため、最初から最後まで、ぶれずに狙った人材だけを獲得するために動くことができるのです。

 

登録型の従来の採用方法だと、最初に集まった求職者の中に狙った人材がいるとは限りません。

そのため、採用活動を行っても、それが無駄になる可能性もあります。

しかし、サーチ型のヘッドハンティングなら、無駄なく狙った人材を得られる可能性が高いのです。

 

・手間やコストを抑えることができる場合がある

 

求人サイトや自社サイトに求人情報を載せて中途採用者を募る採用方法は、意外と手間やコストがかかります。

他社の求人媒体を利用する際の利用料がかかりますし、大量の応募書類を選別する、一次面接、二次面接など段階を踏んだ面接対応など、やるべきことは様々です。

 

一方のヘッドハンティングは、もし社内の人づてで探すことができれば、かなり手間やコストを抑えることができます。

 

社内の人づてで探すことができなければ、ヘッドハンティングは登録型以上の手間がかかります。ただ、ヘッドハンティング会社を利用すれば、かなり手間を省くことができます。例えば、ヘッドハンティング会社に要望を出せば、希望の人材をピックアップしてくれます。

選考段階にどこまで自社の人事担当者が関わりたいのか希望をヘッドハンティング会社に出すこともできますから、予算内で効率良く求める人材を得られるでしょう。

 

・専門性が増すにつれてマッチングが難しくなるが採用のプロが対応してくれる

 

一般的に、求める人材の専門性が高まれば高まるほど、人材と企業のニーズのマッチングが難しくなります。

専門性が高まると求めるスキルや能力が多様化しますし、求めるレベルも高くなるからです。

 

そのため、当然採用活動も難しくなりますが、そこは採用のプロにお任せすることで適した人材とのマッチングをサポートしてくれます。

 

ヘッドハンティングによるデメリットとは?

 

ヘッドハンティングによるメリットにはかなり大きいものがありますが、一方でデメリットも存在します。

デメリットがあることをしっかりと把握した上で、どのような採用手法が適しているのかを判断しましょう。

 

・ある程度良い条件のポストを用意しなければ良い人材を獲得できない

 

ヘッドハンティングで良い人材を獲得したいなら、それ相応のポストを用意しなければなりません。

相手が求める年収アップ額やポスト、仕事内容などの条件を用意できなければ、転職は成立しないでしょう。

 

・ヘッドハンティング会社に依頼する場合、求める人材像を明確にしないとミスマッチが起こる

 

ヘッドハンティング会社に人材確保を依頼する際には、求める人物像の詳細を明確にしなければなりません。

そうしなければ、全く見当違いの人材を連れてきてしまうということにもなりかねません。

せっかく高い報酬を紹介会社に支払ったのに、求める人材を得られなかったということになってしまいます。

自社だけで採用活動を行えば、このようなミスマッチが起きることはある程度防ぐことができますが、他社に依頼する場合は、かなり詳細に人物像を明確に伝えなければならないのです。

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