2018年01月08日
念願の転職先に転職が決まったら、入社初日には何をすべきなのでしょうか?
初めが肝心と気合が入っているのは良いことですが、気合が入りすぎるのも考え物です。
転職先への入社初日をどう過ごすべきなのかを、まとめてみました。
転職が決まった人は、ぜひ参考にしてみてください。
第一印象が最も大事!身だしなみを整えて入社初日に臨もう
入社初日にすべきことは、出社前からもう始まっています。
それは、身だしなみを整えるということです。
人の印象は見た目で8割から9割決まると言われています。
身だしなみがだらしない印象を最初に与えてしまうと、それを覆すのはかなり難しいのです。
スーツはできれば新調しておきましょう。
新調しなくても、ワイシャツやスーツにしわは無いか、靴やカバンは汚れていないか、髪やひげは伸び放題ではないか、体臭や口臭は無いかなど、転職面接に行く時くらい慎重に身だしなみをチェックしてください。
高価すぎるブランド物の時計やカバンなども、最初は控えた方が良いでしょう。
香水や柔軟剤などの強い香りや派手で濃すぎるメイクも避けた方が無難です。
そして、職場に合った身だしなみを心掛けるというのも大事なポイントです。
接客業ならそのまま接客に出られる服装が良いでしょう。
逆に、食品を扱う、工場で働くなどという場合、華美な服装や髪型は好まれません。
働く場に合った身だしなみを心掛けましょう。
迷ったら、初日は無難なスーツで出社し、その後は周りに合わせた服装に変えていくのがおすすめです。
挨拶回りをそつなくこなす
転職先への入社初日にすべきことと言えば、挨拶回りです。
転職先の社員たちとしても、「どんな中途採用の人が来るんだろう?」と興味津々なはずです。
期待や不安がうずまき職場の全員から注目されている中、どのような挨拶回りをすべきなのでしょうか?
そのポイントをまとめてみました。
自分から率先して挨拶する
配属された職場についたら、当然自分から率先して挨拶しましょう。
「今度中途採用で配属されました。○○と申します。今後とも、よろしくお願いいたします。」
などと、しっかりと挨拶をしましょう。
「人見知りだからこちらから話しかけられない」「関係ない人かもしれないから、挨拶しなくていいかな」などということは言っていられません。
自分から率先して挨拶するという姿勢が大事なのです。
礼儀正しく最初は全員に敬語で
挨拶する際には礼儀も大事です。
もし、エグゼクティブ転職で管理職や役員として転職したとしても、年下の社員がいたとしても、最初は敬語で話すことをおすすめします。
転職して仕事や社内の仕組みを知らない新入社員になるわけですから、これから誰にどれくらい仕事を教えてもらうか迷惑をかけるかわかりません。
ですから、最初は年下だろうが自分の部下になろうが、誰に対しても敬語で接するのが基本です。
適度な距離感を持って接する
転職して出社初日にガツンと自分をアピールしたいと、いきなりグイグイと「攻めた」態度を取る人がいます。
いきなり「仲良くやっていきましょうや!」などとくだけた態度で接することが成功すれば良いですが、失敗する可能性の方が高いでしょう。
最初にインパクトに与えておくことで、職場の人から一目置かれたいという人もいるでしょうが、あまりおすすめはできません。
最初は可もなく不可もなくという態度で、適度な距離感を持って職場の人と接しましょう。
そして、しばらく付き合っていく中で、距離を縮めることもあるでしょうし、逆にそのまま距離感が変わらないこともあるでしょう。
いずれにしても最初のうちは、節度を持って接しましょう。
社員の名前を覚える
挨拶回りで最も大事なことは自分の顔と名前を覚えてもらうことですが、同じように社員の顔と名前を覚えることも重要です。
挨拶回りで一度名刺を交わしたり名前を聞いたりした人の顔と名前は、極力すべて覚えるようにしましょう。
とは言っても、一度に多くの人の顔と名前を覚えるのは至難の業です。
ですから、挨拶回りの際には次のような工夫をしてみましょう。
座席表を活用する
名前を覚えるためには、どこかに書き留めておくのが最も効果的な方法です。
ただし、名前だけを書いても覚えることは難しいものです。
そんな時は、座席表のコピーを用意し、挨拶した方の座席を聞いてみるのもおすすめです。
その際に、その人の特徴を書き込んでおくと、より覚えやすくなります。
特徴や出身地、仕事内容などの情報を書き留めておく
例えば、「○○さん、元気な女性。子供がいる。」「△△課長、眼鏡をかけている。温和な表情。」など、パッと見た最初の印象を書き込んでおくと、なかなか忘れません。
絵が得意なら、ちょっとした似顔絵を描いておくのも良いかもしれません。
ただし、相手に失礼な似顔絵や相手をけなす特徴を書かないように注意です。
また、入社初日に色々な情報を聞き出すのは難しいですが、最初に話した時にちょっと立ち話をする機会があるかもしれません。
その際に得た同僚の情報を書き込んでおくと、より人の顔や名前を記憶に定着させやすくなります。
「○○さん・・・あぁ、九州出身のあの人か!」
「△△さんと言えば、カープファンのあの人ね」
など、多くの人の特徴をつかむことで頭の中で区別がつき、覚えやすくなります。
さらに、仕事の役割や肩書なども付け加えておくと、仕事をする際に誰に何を聞けばよいのかがわかり役立ちます。