2018年11月24日
今、多くの日本企業がアジア圏を中心にグローバル化を進めようとしていますが、その中で重要なポイントの一つとなるのが現地の事情に詳しい海外人材の採用です。
そんな時に役立つのが、海外人材を紹介する人材紹介会社です。
日本では知りえない現地での情報や、海外のネットワークを持つ人材紹介会社が、どのようなサービスを行っているのかを見ていきたいと思います。
海外進出を目指す日本企業のニーズに合った優秀な人材を紹介してくれる
海外に進出して支社や工場を展開し、市場を拡大するなど海外進出を目指す日本企業にとって、海外人材を獲得することは非常に重要です。
現地の事情に詳しいスタッフを採用することで、その地域のマーケットの特性を知ることができ、企業との繋がりを持つことができたりするので、その地域に進出する足掛かりを作ることができるからです。
日本にいては知りえない現地の情報を持っているのが、海外の人材紹介会社です。
一方で、企業の人材ニーズは多種多様であり、現地の言葉と日本語が堪能であればそれで良いというものではなく、マネジメントスキルが必要、業務に必要な知識や経験がなければ仕事にならないなど様々です。
日本の企業が現地の状況を知らずに、自社のニーズに合った人材を探し求めるのはかなりの困難が伴います。
特に、優秀な人材を採用したいのであれば、海外の事情に詳しい人材紹介会社に依頼するのがいいでしょう。
世界各地にネットワークを持つ
海外人材を紹介する会社はオフィスを日本に置いていますが、世界各地に拠点を持っており、その拠点と連絡を取り合うことで現地の詳細な情報をリアルタイムに入手することができます。
現地では今どのような状況なのか、どのような人材を得ることができるのかなどを知ることができるのです。
日本にいては現地の詳細な情報は知ることができませんが、海外の人材紹介会社は世界各地のネットワークを活かせば、その地域の詳細な情報や企業が求めるスキルを持つ人材を紹介してくれます。
そのため、海外に拠点を持たず現地とのつながりがない日本企業であっても、海外の人材紹介会社から紹介された人材を足掛かりとして現地につながりを持つことができるでしょう。
登録型人材紹介とヘッドハンティングの違い
人材サービスには、転職を希望している方に登録して頂き、企業からのご依頼があったポジションとマッチングする「登録型人材紹介」と、転職意思のない「潜在層」の中から企業が求める人材を探し出しアプローチするヘッドハンティングの二種類があります。
転職市場には優秀な人材はなかなか現れません。その為、技術/専門職やミドル層など海外の優秀な人材を獲得するにはヘッドハンティングがおすすめです。
また、「登録型人材紹介」と「ヘッドハンティング」では、報酬の支払い方法も異なります。
登録型の場合は成功報酬型となり、人材紹介会社によって異なりますが報酬額は理論年収の35%程度が相場です。
一方、ヘッドハンティングの場合、報酬は「着手金+成功報酬」のリテイナー型となります
コスト面ではヘッドハンティングの方が高くなりますが、結果的に優秀な人材を得られるという点では費用対効果が良くなるケースも多々あります。
なぜなら、ヘッドハンティングでは企業からのニーズを詳細に聞き、ニーズに合った優秀な人材をあらゆる手段を使って探し出し、ピンポイントで優秀な人材を狙って獲得しようとするためです。
そのため、コストに関しては割高になる可能性もありますが、その分優秀な人材を得ることができる確率は高まりますから、結果として費用対効果が良くなるのです。
言語の壁や就労ビザなどの手続きをスムーズに進めてくれる
海外の人材紹介会社で得られるサービスで特に重要なのが、言語の壁を取り除き就労ビザの獲得などの煩雑な手続きをするなどのサポートです。
日本国内に在住する人材を採用するのとは異なり、国が異なる人材を採用する際には様々な煩雑な手続きが必要になります。
国が変われば言語や手続き、法律などの内容が全く変わってきますが、それらのすべてを自社内で対応するのは難しいでしょう。
そこで海外からの人材を日本の企業に紹介する実績を持ちサポート手順が整っている人材サービス会社を活用すれば、安心して海外人材を紹介してもらうことができるのです。