2017年10月30日
日本国内のマーケットが縮小していくことが見えている現状では、企業が海外のマーケットでシェアを取りに行くことが必要とされています。
日本は長い間、国内マーケットだけを対象にしていても、ビジネスが成り立つ時代でした。そのため海外でのビジネス経験が多くありません。
そんな中で海外マーケットに進出を考えた場合、自社内に海外拠点を仕切れる人材もほとんどいませんので、新たに外部から採用する必要が出てきます。
そういった場合には、エグゼクティブサーチがおすすめです。
即戦力以上のハイスペック人材を採用できる
海外マーケットに力を入れなければいけないものの、海外でのビジネス経験の無い企業にとっては、海外でのビジネスは五里霧中です。
そうなると、海外ビジネスを進めていける人材を採用して、海外でのビジネスを任せるのが、海外でのビジネスを成功させる最も早い方法です。
ところが、こういった人材は、雇用している企業が手放そうとしません。厚遇し、責任ある仕事を任せるため、充実した仕事をしている場合が殆どです。
そうなると、転職したいという意思が殆ど無いため、転職サイトや転職エージェントに登録しないのです。
つまり、転職サイトに求人広告を出したり、転職エージェントに候補者探しを依頼したとしても、候補者にすら会えないという事態に陥ります。
エグゼクティブサーチであれば、コンサルタントが様々な手段を講じて、こういった転職意欲がない優秀な候補者を探し出します。
転職意欲が顕在化していない人ですので、まずはヘッドハンティングしたい企業があることを伝え、話をする機会を作りにいきます。
話をする機会を作れたら、実情を説明し、転職の可能性を探っていくことになります。
こういった人材は非常に優秀で、入社してくれた場合には想定以上に売り上げを作るなど、大活躍してくれることも少なくありません。
採用にかかるコストは成功報酬
エグゼクティブサーチは一般的に成功報酬制の場合が多いため、たとえ人材採用が失敗に終わったとしても、採用側企業にはほとんどリスクはありません。
初期費用として、着手金が必要になるケースがありますが、成功報酬と相殺されることがほとんどです。
人材の一本釣りも可能
この人を採用したいと、他社の特定の人物が採用ターゲットとして明確になっている場合、エグゼクティブサーチ企業を介さずに、自社から直接アプローチすることもできるでしょう。しかし、直接アプローチすることが非常にまずいケースがあります。
ライバル企業からの引き抜きといった場合がこれに該当します。自社から直接アプローチを行った場合、ターゲットが上司に報告し、ライバル企業との軋轢を生む可能性があります。
こういった採用プロジェクトの場合、間にエグゼクティブサーチ企業が入ることで、問題を回避することができます。
採用側企業の名前を直前までターゲット人材に隠すことができます。そのため、要らぬ軋轢を生むことを避けられます。
また、採用ターゲットの採用方法をコンサルティングしてくれるので、採用の確率を上げることもできます。