2017年07月17日
日本のヘッドハンティング会社は、エグゼクティブ層だけではなく、部長課長クラスや専門職など、昨今ではミドルレイヤーの人材採用も多く手掛けています。
つまり、より多くの人がヘッドハンターのターゲットになる可能性が高くなってきているということです。
そういったヘッドハンターが魅力的に感じるのはどんな人材なんでしょうか。
自分の価値観をしっかり語れる人
企業が人材を採用しようとしたときに、自分たちの会社で長く活躍してもらいたいと考えて採用します。
そのためには、会社の理念や文化に合う人なのかという点を重視して採用を検討します。
当然ながら求められているスキル要件を満たしている必要はあるのですが、その人となり
が会社と合うかどうかによって、その人材がどれだけ会社に馴染むのかを見られますので、自分なりの人生観や価値観をしっかりと語れないと、自分という人間を理解してもらえません。
コミュニケーション能力に秀でた人
ヘッドハンターは優秀な人材を探す際に、転職市場に出ていない人も含めてトータルに探していきます。
その際に、業界に詳しい人にヒアリングして情報収集することもあります。
そういった場合に名前が出てくるような人は、それなりに実績を出していることは当然ですが、紹介に足る人物であるという人間的な関係性ができていることになります。
そういった関係性はコミュニケーション能力が高くなければ生まれない関係ですし、コミュニケーション能力が高いからこそ人脈に広がりが出てきます。
組織において、人間関係に問題を起こすような人は採用されません。
ヘッドハンティングで採用しようと考えるのは、将来的にマネージャークラスや経営幹部になる人ですので、チームをマネジメントできる可能性を持った人である必要があります。
挑戦している人
新しいことや難しいことに挑戦してきている人は、ヘッドハンターが気に留める点になります。
挑戦するということは、とてもパワーが必要な大変なことです。好奇心が強く、責任感が無いとできません。
自らの意思で行動できる人は、仕事においても自らの意思で決定し、行動できる人です。
そういった人はマネージャークラスや経営幹部としての要素を持っていると考えられます。
意思決定には勇気と責任感が必要です。
前に踏み出していく決断をし、チームを引っ張っていける人は貴重な存在です。